映画村 「マジレンジャーvs義経」

2005年4月29日(祝)


 連休の初日だけあって、人が多かったですね。
 常設のヒーローマネキン展示コーナーに着いたとき、ちょうどプリキュアと響鬼の握手会が始まったところだったんですが、巨大なかぶりもののプリキュア3人組はともかく、響鬼は人混みにまぎれて最初どこにいるかわからなかったです。しかしやっぱり響鬼と握手って、ほぼ「なまはげ」の世界だわ……。
 仮面ライダー集合コーナーには響鬼&威吹鬼が加わっていて、細身でテカリのある体はかっこよかったんだけど、要するに裸体だと思うとどきどきしてしまう汚れた大人が一人。フンドシがせめてもの理性……?……それってグロンギといっしょ……。とか勝手に考えて悶えておりました(恥)
 まじれんの魔法部屋もできていて、マンドラ坊やがイイ感じ。

 さて、ショーです。ここんとこ何時行っても空いていたのですが、今日は会場が一杯でした。
 全3回のうち、1回目はマジピンク(変身後)がお出迎えしてくれました。細くて、しぐさのとても可愛らしい人でした。3回目のときもちょっと入り口の前をうろうろされていたのですが、親に抱かれた小さい子に手を振ったらば、びっくりしたのか泣き出されてしまい、ショックを受けるマジピンクの図を目撃(笑)
 場内、お面販売のお姉さんたちはマジピンクとマジブルーのジャケットを着ていました。可愛いです。通販はもっと後のはずですが、早めに回ってきたのでしょう。なんか今年のジャケット販売には黒ローブがついてくるという話ですが、グリーンの場合はいつも着てるエプロンの方がいいんじゃないかと思ったりして……いえ、買いませんよ、買いませんけど。しかし今年のジャケットはあまり男の人が着てるとこ見たくない気がする、特に赤なんか。あのファンシーなデザインは絶対着る人選ぶと思う。デカジャケットは脚が長く見えて誰が着ても似合っていたけど。
 お面の売れ行きは……特定のキャラに固まるということはなかったようです。子どもたちを見回してもバランスよくかぶっていたし。去年はデカマスターに集中したりしていたけど。

 ショーの内容は……。ネタバレ御免で行かせていただきますが……。
 義経(&弁慶)主役。
 マジレンは添え物。
 といったとこでしょうか。
 ついでに、頼朝が陰陽師(汗)
 いいショーだったとは思うのですが、去年のデカショーがかなりの高レベルだったので、ちょっと残念に思ってしまいました。
 去年は台詞回しもストーリーの盛り上げ方も完璧だったもんなあ。
 義経さんはかなりの男前で、アクションもすごかったです。台詞は録音だったけど。
 登場からして映画村におけるヒーローポジションからダイビングだもんなあ。ワイヤーによる八艘飛びも有りだし。
 弁慶と頼朝はピンマイク装備。頼朝さんもそこそこ男前。
 お話は、頼朝が義経を殺すため冥獣を御札で呼び出し、それにマジレンジャーが巻き込まれ……といったもの。頼朝義経兄弟の確執と小津兄弟の絆を絡めて描こうとしていたようだったけど、劇中の台詞にもあったけど兄弟だからこそ許せぬことがあるし、憎しみも深いだろう。骨肉の争いの末の惨劇は枚挙に暇はない。
 スーツアクターさんたちの演技はよかったですね。女性二人がどちらも可愛い系の動きだったので、去年のデカイエローのような艶っぽさが無いのは残念でしたが。ピンクの人のしぐさはほんと可愛かった。アニキがいかなる時も仁王立ちだったのがナイス。一個所録音された台詞と実際の動きの流れがちょっと変えてあるような所がありました。立ち回りの後、怪我と空腹で倒れてしまった義経と弁慶を運ぶのに、台詞ではレッドが姉ちゃんも手伝えっつってハイハイという感じだったのですが、実際はすぐに手を差し伸べようとするピンクの肩をポンポンとグリーンが叩いて(俺がやるから)というポーズをしていて、とても微笑ましかったです。
 しかし、空劇でも思ったけど、グリーンの名乗りは低いポーズで、一番始めなので、アクターさんは大変だなあ、と。デカブレイクの名乗りも腰が低いけど、あれは最後だし。
 子どもたちに応援コールをさせるための演出が多少唐突かつ強引なので、それは惜しかったなあと思います。もっと自然に湧き起こるような流れの方がよかった……。

 今回のサイン会用グッズはお面がレッド固定なので、子どもたちの動向がつかめなくてちょっと残念。そして、握手においてアニキのアクターさんはとてもお茶目でした。そしてそして、ひそかに楽しかったのが会場で警備員みたいな格好をしたスタッフさん。サイン会を眺めている親子連れに「この後誰でも取れる撮影会があるんですよ」「ずーっと残ってたもんがお得なんです」「さあ終わったと思ってサーッと帰った人たちははっきり言って損してます!」などと話しかけていました。



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