まずは一言。デカレンショーを見に行ったはずなのにタイムボ○ンショーだったらしい……。三悪の替え歌はともかく、逆○王のテーマが丸々流れたのにはびっくりしたよ。せめて「嗚呼、○転王」の部分ぐらい消せばいいのに……
まあとにかく。
すごい人出でした。
今年の秋公演は混んでいるという話は聞いていたので始発で出かけたのですが……。ちなみに家を出たときはまだ星々が己の美しさを誇示しておりました。後楽園に着いたのは9時半だったのですが、整理券待ちの列が……噴水前の階段上がってシアターの裏の前通ってぐるっと回って反対側の階段降りて噴水の奥の建物を曲がってさらに延々……。30分早く到着していたRさまが連絡くださらなかったら、頭から全部たどっていたことでしょう。とにかく見ている間にも次から次から親子連れがやってきては列を見て悲鳴を上げていました。この時点でRさまは2回目の整理券を入手されていたのですが、これを見ていると後の回が確実に見られないので、あきらめて並ぶことに専念しました。2回並んで4回目5回目と追加公演の整理券を取り、入場券を入手し終わったころには正午を過ぎていました。この時点で早くもへとへとです。……大人はまだいいけど、子どもたちには並ぶのつらかっただろうな……
ついでに言うと、軽食を買うのもトイレに行くのも行列でした(汗)
なんというか……デカの人気をあらためてしみじみ感じましたね。自分の目に映る千を超す人たちがほとんど純粋な親子連れだという状況は。
おチビちゃんのS.P.Dスーツ姿はたくさん見かけました。可愛かった〜。首が詰まっていてウエストがぶかっとしていて、どの子もとっても可愛い。ブレイクのスーツも子どもが着るとイカしてます。女の子もいっぱいいたです。ピンクのスーツの子はポニーテールにしてるのが多くて。ちなみに男の子も色がばらけてたなー。大人のスーツはそれなりにいたけれど、人数からすると割合はかなり低い感じ。上下揃えないと意味がないので金銭的に去年以上に負担が大きいのがネックかも。それに……ミニスカートは着る人間を選ぶから(涙) (多分徹夜組はスーツだったんだろうけど、彼らは私の視野の外でした)
いやしかし、見に来てるおチビちゃん、女の子も多かったですよ。やっぱりツインカムエンジェルのおかげなんだろうか。
今回おにゅーのビデオを持って行きました。ケースは百円均一店で調達(カメラ用のケースにむりむりとつっこむ)。前のやつよりはだいぶ軽いのですが、それでもずっと持っているとだるくなってきて、画面がガタガタになってしまいましたね。ズームの調整も慣れないし、まだまだ練習しないと。
さて、公演の内容ですが。
タ○ムボカン恥ずかしい〜、というのはとりあえず一回で慣れて。
頑張ってましたよ。
ひとりひとりにたっぷりとアクションシーンが当たっていました。(センちゃんのアレはアクションと呼べるかどうか疑問だが)
お話はあってなきがごとき。アクション満載で30分ほぼ動きまくりでした。いや、下手なストーリーはなくて却ってよかったかも。
もったいぶる暇もなく、開演と同時にデカマスターと男衆3人がバッと飛び出してきて竹刀で特訓始めて、会場はいきなり歓声。
アドリブも入る個所が決まっているとそれほど気にならないし。
なんというか、役者たちがしっくり舞台におさまっている感じがしました。ストーリー部分が少なかったから空劇とテレビ本編のギャップもあまり無かったし(笑)
追加公演もあり、時間がかなりきびしいせいか、終了後のトークは実にあっさり加減でした。で、5人手を繋いでのカーテンコールがとてもいい感じでした。仲の良さとか雰囲気の良さが伝わってきて。
終わった後あちこちから聞こえてくる「よかったね〜」「おもしろかったね〜」という声がすべてを語っていると思います。
楽しかったけど疲れた。
ちょっと補足。
シアター内に入場してから開始までの間、いつも劇中歌がかかるんですけど、この時はキャラクターソングCDの曲がかかっていたんです。緑・黄・桃ときて「次にそのまま白の曲をかけたらスカイシアターも漢だ」と思ったんですが、さくっと主題歌に切り替わりました。結局赤・青・白の歌をきっぱり無視した空劇はいっそ潔いと思いました(笑)
役者さんたち個々の感想。
バンは可愛かったー。大の男に使う形容としては失礼かもしれないんだけど、表情とかしぐさがなんとも。ギター侍ネタや中の人が大好きだというドラゴンボールネタもいいけど、ラストにシャボン玉と戯れる図がヤバイくらい可愛らしかったです。これまたかなり失礼な言い方かもしれないけど、彼も生で見るほうが映えるタイプかも。
ホージーは噂どおりカミカミ大王(笑) でもアクションのときに長い脚がきれいに上がっていて魅せてくれました。側転も体まっすぐで手足の長さが映える映える。ていうか、今年の男性陣はほんとに顔小さいし手足長いし、今時の男の子。
センちゃんは……(汗) 各人に割り振られたアドリブアクション部分が、それアクションじゃないだろうというか、アドリブネタが子どもにはわからないだろう、と。まあ、もとから役と本人の境が曖昧な人だから……。舞台の端で変なことしてるし。
ジャスミンはほんに迫力のある美人さんです。声もよく通るし。ローズ姐さん(空劇オリジナル敵)とのガチンコでのアドリブが毎回変でおかしかったけど、「ボスにもぶたれたことないのにー!」「……星飛馬?」は……(汗)笑いがおきたのが前方の限られた一区画だったということに笑ってしまった。
ウメコははっきりいって今回主役です。噂どおりアクションが切れる切れる。回転蹴りなんかすごかったですわ。声もよく通るし響くし。舞台映えしてました。後ろの方に座っていた若いお嬢さんたちから「細いー」「可愛いー」と声が飛んでました。
その他の出演者の皆さんも乗っている感じでしたね。ハンター(空劇オリジナル敵)はコミカルな動きが可愛いし、アクションは一転するどいし。ブルーの大の字前転ダイブやレッドのダイビングシュートも見応えありました。声の方々も臨機応変で。バンがアドリブでアンパンマンネタを振ったらイーガが落ちながら「バイバイキーン」と言ったりとか。岡本御大も相変わらず若いお声で。ボスの「ジャァーァッジメント!」という言い回しがツボにきました。でもってやられ声が…むふふ…。
ところで、全編を通して一番萌えたのが、ジャスミンがボスの長いお耳にひそひそ話をする場面だった私はちょっと変でしょうか。