行って来ました、後楽園ゆうえんち。素顔のハリケンジャーショー。
明け方前に目が覚めたりしたくせに、しっかり寝過ごしてしまいまして。出勤したダンナからのモーニングコールで起きたのは、予定していた電車の時間。準備も途中のままだったのでおおわらわでしたが、結果を言えば10時半には東京駅に着きました。
どうも心理的に「東京」というのは「遠いところ」なので、2時間半ほど新幹線に乗ってしまえばその地を踏んでいるというのが、いつもながら不思議な気分になります。
水道橋の駅前で信号待ちをしながら、本当にテレビで見ている役者さんを直に見ることができるのだろうか、と不安に襲われてしまいました。ドキドキ速く打つ心臓に手をやりながら、「実はうそだっぴょ〜ん」なんていわれたらどうしようなんて、ありえもしないことを考えたり。信号が青になると、走るわけにはいかないので(周りのお子さまたちの手前)、大人のコンパスでざっくざっくと大股歩き(笑)。
今回は入場口の前で整理券を配ってました。係員が繰り返しメガホンで呼びかけていて、ああ本当に今日ショーがあるんだと実感。3回目と4回目の整理券をゲット。(後から5回目の追加公演も決まったようでしたが、とりあえずその時点では4回までだったのです) 3回目はEブロック、4回目はBブロックでした。
乗り物に乗る気もないので、ふらふらとスカイシアターのほうへ。わっさわさと人が並んでるな〜、とか見てたら、歓声が。顔を上げるとシュリケンジャーの後ろ姿が目に入りました。スカイシアターの裏側ってよく見えるという話だったけど…本当に最上段は丸見えです。邪魔になるかもと思いながら、つい立ち止まって眺めてしまいました。
この日は、今日着なければ何時着るのだという感じでイエロージャケットを着ておりました。前日のニュースで12月上旬の寒さといっていて、実際家出るときはひどく寒かったのでめちゃくちゃ重ね着しておりましたが、すばらしい快晴で暑いくらいで、たまねぎのように中に着ているものを脱いでいきました(笑)
映画を見に行ったときは子供用ハリケンジャケ発売前だったのでやたら目立ちましたが、今回はちびハリケンたちがいっぱい。ゴウライ変身後スーツやフォトTシャツの子どもたちも。サイズの関係でしょうか、私の腰くらいまでの背の子どもたちばかりで、もう可愛らしいったら。あと、ガオレッドの子どもも何人か(笑)
大人のハリケンジャケは、それでもさすがに目立っていたかも。「どこで買ったんですか?」と声をかけてきたお嬢さんと、いろいろお話させていただいて、3回目の公演も一緒に見ました。これってナンパ? でも吼太はナンパなんて絶対しなさそう。鷹介は…するかも。なんて話をしたり(笑) 他にもどこで買ったんですかと聞いてきたお兄さんいたし。4回目のとき隣に座ったお父さんも「やっぱりそういうのってファンクラブか何か?」って声をかけてきましたし。
でも他にも大人でハリケンジャケ着ている人けっこういましたね。やっぱりレッドが一番多かったけれど、ブルーもイエローもそれなりに。ただ、女性でイエローは少なかったかも。ヒーローネット限定販売のハリケンスタッフTシャツを着ているお兄さんがいて、思わずしげしげと眺めてしまったら、こちらを見てニヤリと笑いました。腰にはイエロージャケでした。父子でイエロー(何故か金髪)の微笑ましい図もあり。この金髪イエローさんは、ショーの後ショップで買い物をしている時「襟がなかなかなじまないんですよね」と声をかけてきてくれました。ジャケのおかげで、とても楽しかったです。
そういえば3回目も4回目も、シアター席の一番前の真ん中はジャケットを着たお兄さんお姉さんがカメラ抱えて陣取っていましたね。
とはいえ。前にニュースでガオの公演の時の狂乱ぶりを見て不安だったんですが、もっと大きいお友だち&熱狂ママさんに占拠されているのかと思ったら、ごくまっとうに親子連れが多かったです。ほっとしました。(自分のことは棚に上げ(苦笑))
1回目と2回目の間、ナンパしたお嬢さんとスカイシアター入り口付近で話していると、舞台の後ろを!役者さんたちが!! うわ、鷹介だ吼太だ一鍬だ〜。やまもとさんは手を振ってました。S谷瞬くんファンというお嬢さんは「瞬く〜ん!!」と叫んでいました。あー、ほんとのほんとに役者さんが来ているんだ…。これだけでも来た甲斐があったと、本気で思いました(涙)
3回目の席はかなり左側の後ろ。でも文句いってる場合じゃありません。お隣の親子連れは、子どもに配られるおまけセットに大当たり券が入っていたらしく大騒ぎ。そのお母さんに「イエローのファンなんですか?」と声をかけられてしまいました。抱いている赤ちゃんがしきりに手を伸ばしてくるので、ついつい指を握ったりしちゃって(*^ ^*)
えっと、ストーリーは半月前に見たのと同じでした。でもその時はおねえさんが「みんなで『スーパー忍者』って呼んでね」といって子どものかけ声でヒーロー登場だったのですが、今回は「どこだ、どこにいる」「俺たちはここだぜ」
と、私の席の少し(いや、だいぶ)先の通路を走っていく黄色いジャケとパーマヘア。
うわ〜〜〜。
この瞬間から私の視点は吼太にロック・オン。
すみません、ほかの役者さんの話が聞きたい方もいらっしゃるかもしれませんが、うちに来られた不幸をあきらめてください。
役者さんたち皆、テレビで見る以上に素敵だったのですが、吼太は特に!男前だったんです! 欲目とでもひいき目とでもなんでも呼んでください。こんっなにかっこいいのに、なぜ人気が低いんだとマジ思ってしまいました(^^;;
背が高くて(180無いなんて信じられない)、細くて、でも肩幅広くて、横顔が引き締まっていて、もうっもうっ…。
派手に突き飛ばされてこけたり転げたり、しっかりイエローの役割でしたな、吼太。
でもアクションが。格好良かった(涙)。ほんのちょっとだったので、欲を言えばもっと見たかった。
兄者…台詞を噛んでましたな。次見たときも同じとこ噛んでた(汗)。一鍬はさすが舞台経験者だけあって、遠目で見てもはっきりわかる表情のつけかたをしてました。七海は…とっても綺麗な顔立ちだなあ、と痛感。きりっとしていて。鷹介は…お隣のお嬢さんに語っていただきましょう。「瞬くん、めちゃくちゃカッコイイ〜!!」 怪我をまったく感じさせないのはさすがです。
七海ちゃんがジャカンジャに捕まって、みんなが次々にやられていくと自然と湧き起こる子どもたちの「がんばれー」コール。…いいなあ、こういうの。
でも、正直言って自分も子どもと一緒。次の展開をわかってはいるけれど、はらはらするし、戦闘がかっこよければ目を見張るし、キメのかっこいいポーズには「おおぅ〜」と声を上げてしまう。
シュリさまの「いきなりファイヤーモード」はやっぱり笑いを誘っていました。
さて、ショーが終わって始まる役者さんたちの挨拶。お題は「休日の過ごし方」 兄者は「釣りにいったり、山登ったり」とS川さんの素で答えていましたが、この場でのコンセプトは役柄としてなんでしょうか、どうなんでしょうか。一鍬は「修行」と答えていたし、七海の答えは「マネージャーと営業」だったし。…兄者は気を抜くと猫背になりがちのようなので、それに気をつけるともっとかっこいいと思いました。吼太は「勉強」と言って、「社会情勢も知っておかないと」とか言ってましたが…なんだかいっぱいいっぱいの支離滅裂っぽかった気が(苦笑)。鷹介は、街に出て買い物したり体鍛えたり…とかなにやらいっぱい言ってました。
それにしても、吼太、というかやまもとさん。すごく愛想いい。他の4人が黙って立っている間も、ひっきりなしに客席に向かって手を振っている。遠くからちっちゃくしか見えなかったけど、それでもあの笑顔の白い歯が輝いてました。さすがに遠すぎて、こっちまでは顔を向けてくれなかったけど。嬉しそうに楽しそうに手を振ってました。
鷹介ことS谷くんは退場の時に投げキッス放ってました(^^;;
なぜか一鍬と吼太がトークの間やたらぺたぺたとからんで、退場の時も一緒でした(^^;;
3回目の公演が終わり、急いで帰らなきゃというお嬢さんと別れて4回目待ちの行列へ。
今度はさっきよりは良い位置に座ることができました。吼太はどちらかというと舞台の右側にいることが多いとわかったので、右寄りの位置に(笑)
ハリケンたち登場!のシーンで、今回はわかっているのでわくわくと横を向き、こちらを向いて走ってくる吼太を堪能…してたら私の真横を過ぎる赤い背中。
…あっ、そうか…左右からか(馬鹿)
ショーの内容は、もうさすがずっと演じてきているだけのことはあると、ほえほえ幸せ気分で見てました。吼太がわりとしょっちゅう顔をこするのが気になったり、やられ吼太を一鍬が起こすのがなんかいいな、と思いながら見てたり。
デジカメ持ってきていたことは持ってきていたんですが、どうも自分の腕だとピンぼけ必至なので、むしろ動画モードでいこうと。ただ、3分がメモリのリミットなのでトークだけを、と。
さて、今回のトークのお題は「自分の秘密をもし明かすしたら相手は誰」。
兄者、前回もそうだったのですが、トークになるといきなり口調も姿勢も変わります。笑いを呼んでます。すみません、兄者と一鍬の場合の相手忘れちゃいました。
吼太の番が来て。やたらと吼太の髪を触る一鍬。肩まで抱かれちゃった日には「…いっしゅうさん」と答えるしかないという風情の吼太。司会のお姉さんじゃないけど、ほんとに一鍬が吼太になついています。
七海の答えは「ウエンディーヌ」…フラビーじゃなくて? 5人の中で、と聞かれて、「兄者」 いじけて舞台の端に行ってしまう一鍬と追いかける吼太(笑)
で、お姉さんが鷹介っていうかS谷くんデザインTシャツの話を始めて、気が付けばスルーされている鷹介。いじけて後ろにいってしまう鷹介が半分マジに見えました(苦笑)
ともあれ、鷹介の答は「兄者」。兄者大人気。腕を広げる兄者の胸に飛び込む鷹介(上がる黄色い悲鳴)。がしかし、結果的に鷹介が兄者の顔面に頭突きをかました格好になり、兄者舌から血を流していました(汗)。
さて、このトークの間も愛想良さ爆発させていた吼太。他の人の10倍は手を振っています。時折、相手がちいちゃい子の時でしょうか、ホントとろけるような笑顔になります。そして、こちらのほうを向いたとき、本当に一瞬だったのですが「お?」という顔になり、確かに目を合わせて笑ってくれました。イエロージャケットのおかげだと思います。もう本当に幸せで幸せで…。
吼太のこと大好きだと思っていましたが、もっともっと好きになってしまいました。あの笑顔…素敵すぎる。
後楽園限定のやまもとこーへーさんグッズ、勢いで2セットずつ買ってしまった私です。
思い出すと涙が出てきそうになるくらい、充実して楽しい経験でした。
さて、翌日。
やまもとさんデザインTシャツの子ども向けのがやっぱりどうしても欲しくなって…着られるわけじゃないけど…もう一度後楽園へ。
まず目的を果たした後、乗り物に乗ったはいいが腰痛再発させて、さてどうしようかと考えていると、売店前のテーブルに座ってたお兄さんがこちらに会釈を。
昨日声をかけてくれたイエロージャケの金髪お父さんでした。奥様もご一緒。今日は普通の格好でしたが、お子さまはイエローとレッド。少しお話ししました。群馬から来て、一泊されたとか。こっちは滋賀から、というとびっくりされました。大人のジャケット着てる人少ないですよね、と話していて、「ブルーも持ってるんですけど、女房着てくれないんですよ」とのこと。ということは、お父さんが率先してハリケンファンなのですね。また機会があれば会えるといいですね、と挨拶して別れました。